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左右の振り仮名に「ことばのつながり」を見る

明治初期のベストセラー『西国立志編』(1871)は、サミュエル・スマイルスの『Self-Help』を中村正直が翻訳したもので、「漢字片仮名交じり」表記が用いられ、右側に読み仮名、左側に語義を補助する振り仮名が施されており、これらの語の関係性を明確に示すことの重要性が議論されています。