LINEなどのチャットツールでは、日常的に絵文字、スタンプ、画像などがしばしば使用されています。それらは例えば、「嬉しい」、「美味しい」のような送り手の感情や知覚だけを表しているのでしょうか?答えは否です。
会話
「見れる・見られる」「来れる・来られる」など、どちらも「〜できる」という可能の意味を表すのに、複数の言い方があるのはなぜでしょうか。それは、日本語の可能表現(可能形)における言語変化が現在進行しているからです。
日本語教育の現場では絵文字やインターネットでの会話をあまり取り上げないですし、使い方は人それぞれかもしれないが、LINE会話やインターネットで発言するマナーを授業で教えても良いと考えられます。
日本語教科書ではあまり取り上げられないSNSの場面。ネイティブユーザーでも年齢によって感覚が異なるそうです。
よく耳にする「旨い旨い」「偉い偉い」という同じ言葉を繰り返す言葉は、どのようなときにこのような言い方をするのでしょうか。
映画の吹き替えや文学作品などで存在感を示す「役割語」は一体なんでしょう。実は日本語教育の現場でも役に立つ知識です。