国際交流基金「日本語教育通信・日本語からことばを考えよう バックナンバー」の連載。
文法
言葉は変化しつつあるもの。
現在形/過去形とル/タ形の使い分けの方法は言語によってそれぞれ違いますが、時間にかかわる表現により文章中の出来事を描き分けているのは興味深いことです。
「見れる・見られる」「来れる・来られる」など、どちらも「〜できる」という可能の意味を表すのに、複数の言い方があるのはなぜでしょうか。それは、日本語の可能表現(可能形)における言語変化が現在進行しているからです。
庵功雄教授が北京外大にて行われた講演「母語の知識を活かした日本語教育文法について」の録画公開リンクです。庵功雄教授のXより引用。
言語ごとに発話の視点も異なり、それによって受動文の構成が違います。日本語以外の言葉の立場に立って日本語を振り返って見ると新しい発見があります。
くろしお出版の公式Noteより。「日本語研究夜話」シリーズ第1話。執筆者は泉子・K・メイナード(Senko K. Maynard)さん。
国立国語研究所「ことば研究館」より。「1ミリも~ない」という表現は一体どういう意味でしょうか。